Windowsでスクリーンショットを撮影・保存する方法

2024年 3月14日　Posted　野々瀨(フロントエンドエンジニア)

おそらく皆さんはご存じでしょうが、Windowsでスクリーンショットを撮る際、キーボードのPrintScreenキーで撮ることができます。撮った後は、Windowsに標準で搭載しているペイントなどで貼り付けて保存するかと思います。Windowsにはこの方法以外にもスクリーンショットを撮る方法が幾つか存在しています。今回はWindowsでスクリーンショットを撮る方法を幾つかご紹介しようと思います。

• ＊ お使いのキーボードによって「PrintScreen」キーの名称は、「PrtSc」や「PrtScr」と印字されていることがあります。
• ＊ ここではWindows 11を基準にご紹介しています。
• ＊ OSのバージョンによって多少操作や動作が異なります。

画面全体を撮影

画面全体を撮影する場合は、キーボードのPrintScreenキーを押すことで撮影することができます。クリップボードに保存されますので、例えば、Windowsに標準で搭載しているペイントで貼り付けて保存したり、Office系のアプリケーション上で貼り付けたりすることができます。

アクティブウィンドウを撮影

アクティブウィンドウ（現在操作中のウィンドウ）を撮影する場合は、キーボードのAltキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで撮影することができます。クリップボードに保存されますので、例えば、Windowsに標準で搭載しているペイントで貼り付けて保存したり、Office系のアプリケーション上で貼り付けたりすることができます。

画面全体を撮影して画像ファイルとして保存

PrintScreenキーを押すことで、全体画面を撮影することができますが、クリップボードに保存されるだけでした。そこで、Windowsキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで、画面全体を撮影しつつ画像ファイルとして自動的に保存することができます。

保存先は、"ピクチャ/スクリーンショット"フォルダーにPNG形式で保存されます。

なお、撮影した際に画面右側にポップアップが表示されることがあります。

WindowsにはXboxの機能として、「Game Bar」というゲーム用のキャプチャー機能がありますが、これと連動しているようで、撮影した際に表示されるようです。数秒経過すると自動的に閉じますので、特に気にしなくて問題ありません。気になる方は、ポップアップの右上（閉じるボタン左側）にある歯車ボタンを押して、設定から非表示にすることもできます。

アクティブウィンドウを撮影して画像ファイルとして保存

Altキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで、アクティブウィンドウ（現在操作中のウィンドウ）を撮影することができますが、クリップボードに保存されるだけでした。そこで、WindowsキーとAltキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで、アクティブウィンドウ（現在操作中のウィンドウ）を撮影しつつ画像ファイルとして自動的に保存することができます。

保存先は、"ビデオ/キャプチャ"フォルダーにPNG形式で保存されます。画面全体の時と保存先が異なるのでご注意ください。

画面の一部を切り抜いて撮影

Snipping Toolというアプリケーションを使用することで、画面の一部を切り抜いて撮影することができます。Snipping ToolはWindows Vista以降標準で搭載されている、画面のキャプチャーをするためのアプリケーションです。

WindowsキーとShiftキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで、Snipping Toolを起動することができます。

次の種類の撮影を行うことができます。

例えば、四角形モードでは次の図のように領域を選択して撮影することができます。

保存先はいずれの撮影方法も、"ピクチャ/スクリーンショット"フォルダーにPNG形式で保存されます。

なお、Snipping Toolは本体が別にあり、スタート画面から「Snipping Tool」と検索し、結果から対象のアプリケーションを起動することができます。

このSnipping Tool本体は、一定時間後に撮影したり、動画として撮影したりするといった機能があります。

まとめ