Illustratorでテキストに塗りに影響しない線を付ける方法

2026年10月19日 Posted 野々瀨(フロントエンドエンジニア)

Illustratorでテキストオブジェクトに線を付ける場合、線パネルで行うと思いますが、この方法だと、縁を中央として内側と外側に広がるような描画になります。テキストオブジェクトのままでは、残念ながら「線を内側にそろえる」と「線を外側にそろえる」は選択することができず、内側にも反映されてしまい思ったような表現になりません。アウトライン化して図形(パス)オブジェクトにしてあれば可能ですが、文字列の変更ができなくなってしまうため、メンテナンスの効率を考えるとあまり良い方法とはいえません。

そこで今回は、テキストオブジェクトに対して塗りはそのままに、外側に広がるような線の描き方をご紹介します。

方法1:テキストを重ねる

まず通常どおりテキストを作り、塗りと線を付けます。線の太さは外に広げたい値の倍を指定します。

レイヤーパネルからテキストレイヤーを複製します。

複製したテキストレイヤーを選択し、プロパティパネルなどから線の色を「なし」に設定します。

これで完成です。

方法2:アピアランスパネルで描く

まずテキストを作り、塗りと線を「なし」にします。

アピアランスパネルから「新規塗りを追加」を押します。

塗りの色と線を設定します。線の太さは外に広げたい値の倍を指定します。

順序は塗りを上に、線を下にします。塗りか線をドラッグすることで入れ替えることができます。

これで完成です。

最後に

他にも方法はあるかと思いますが、ここではテキストを重ねる方法とアピアランスで描く方法の二つをご紹介しました。冒頭でも触れたように、非効率ですがアウトライン化することでも実現することはできます。自分の良いと思う方法でぜひ実施してみてください。